ウニに刺されたときの治療法まとめ
ウニは世界中の海に生息する丸くてとげの多い生物です。誤って触れたり踏んだりすると、棘が皮膚に刺さり、腫れや関節痛、感染症を引き起こします。まずは棘の破片をできるだけ早く除去することが治療の第一歩です。
温水に浸す
- 痛みや腫れを軽減するために、傷口を60〜90分間、温かい水に浸すことを推奨します。皮膚に残る黒い斑点は色素だけで、棘自体は除去しなければ組織内で動く恐れがあります。
熱蠟(ホットワックス)
- 皮膚に棘が残っていなければ、48時間以内に痛みや灼熱感は自然に軽減します。残っている場合は、ピンセットで除去を試みます。歴史的な民間療法として、傷口に熱い蠟を流し込み、皮膚をやけどしないよう注意しながら固め、冷めたら剥がすと棘の破片が一緒に取れることがあります。
アンモニア処置
- 蠟処置が効果しない場合、アンモニア溶液に浸すことで棘が溶解することがあります。ニュージーランド皮膚科学会の医師らも同様の方法を認めていますが、多くのウニの棘は数週間で自然に抜け落ちるとされています。
酢の圧迫
- 表層に埋まった棘は酢で溶かすことができます。傷部を1日数回酢に浸し、酢を含ませた湿布で圧迫すると、棘が徐々に溶解しやすくなります。
外科的除去
- 棘が元の部位から移動し、深部組織に達した場合は外科手術で除去する必要があります。痛みや腫れが5〜7日以上続く場合は、感染や残存破片の可能性があるため、医師に相談してください。
