灼熱感を伴うクモの噛みつきと対処法

ほとんどのクモの噛みつきは軽微で自然に治りますが、稀に重篤な症状を引き起こすことがあります。特に「燃えるような」灼熱感がある場合は、すぐに医療機関で診察を受けることが重要です。実際にクモを持ち込めない場合は、外観や生息環境の情報をメモしておくと診断の助けになります。

ブラウン・リクルス(Brown Recluse)

背中にバイオリン形の斑点がある茶色のクモで、体長は約1インチ(2.5cm)未満です。米国南部からカリフォルニア州、ウェストバージニア州まで広く分布しています。噛まれると数時間以内に灼熱感が現れ、やがて赤く腫れ、水疱ができ、発熱や吐き気を伴うことがあります。重症例では致命的になることもあるため、疑わしい場合は速やかに医師の診察を受けてください。

ブラックウィドウ(Black Widow)

温暖な地域に生息し、木材の山やガレージなどの暗がりに巣を作ります。雌は黒体に赤またはオレンジ色の砂時計形の模様が腹部の裏側にあります。噛まれると灼熱感に加えて筋肉のけいれん、血圧上昇、胸痛などが起こります。患部を氷で冷やし、動かさないようにして毒が血流に広がるのを抑え、直ちに救急医療を受けてください。

ゴールデン・シルク(Golden Silk/バナナスパイダー)

黄色い腹部とオレンジの縞模様がある脚が特徴で、米国南部に広く分布します。体長は2〜5インチ(5〜13cm)と大きめですが、致死性はありません。噛まれるとブラックウィドウと似た灼熱感や発赤、胸部の痛みが出ることがあります。

ホーボー・スパイダー(Hobo Spider)

主に北西部の住宅周辺に見られる家クモです。噛み跡はすぐには痛みを感じないことが多く、数時間から数日後に灼熱感とともに水疱が現れ、赤みが広がり隆起した腫れになることがあります。致命的ではありませんが、ブラウン・リクルスの噛み跡と混同されやすいため、診断は医師に任せましょう。

いずれの場合も、症状が重い、または急速に悪化する場合は、遅滞なく医療機関へ受診してください。

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