MRSAとクモの噛み傷:感染リスクはなし
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とは
MRSAは、一般的な皮膚常在菌である黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のメチシリン耐性株です。感染は主に、感染者との直接接触や、菌が付着した表面に触れることで広がります。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、MRSA感染は医療機関で最も多く報告されますが、地域社会でも発生します。
クモの噛み傷とMRSAの関係は?
クモは細菌を保有したり、伝播したりすることはありません。クモは獲物に対して毒を注入しますが、細菌は注入しません。現在の科学的根拠では、クモの噛み傷が抗生物質耐性菌であるMRSAの感染源になるという証拠はありません。したがって、クモに噛まれたことがMRSA感染につながることはありません。
噛み傷が感染した場合の対処法
噛み傷部位に赤み、腫れ、熱感、膿が見られる場合は、皮膚常在菌や環境中の微生物による二次感染の可能性が高いです。以下の手順で適切に処置しましょう。
- 傷口を流水でよく洗い、石鹸で清潔にします。
- アルコールやヨードなどの消毒剤で消毒します。
- 清潔なガーゼや絆創膏で覆い、乾燥を防ぎます。
症状が悪化したり、発熱や広範囲の腫れが見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
参考情報
詳しくはCDCのMRSAページをご覧ください:https://www.cdc.gov/mrsa/index.html
