ダニに刺された際の症状と注意すべき疾患
ほとんどのダニ刺傷は重大な健康問題を引き起こしませんが、稀に深刻な疾患につながることがあります。症状の現れ方が診断の手がかりとなり、適切な治療につながります。
一般的なダニ刺傷の症状
刺された部位の赤みや腫れに加え、発熱、吐き気、嘔吐、めまい、腹痛、頭痛、発疹などが3週間以内に現れることがあります。
顎関節拘縮(顎が開かない)
ダニ刺傷に起因して顎が固まることがあります。破傷風予防接種を受けていれば予防できるケースが多いです。
ライム病
ライム病はダニが媒介する重篤な感染症で、診断が難しいことがあります。抗生物質で治療し、特有の「標的状」発疹(ブルズアイ様)が現れることがあります。
ロッキー山斑点熱
ロッキー山斑点熱は、手足に小さな出血斑(点状出血)として現れる発疹が特徴です。治療が遅れると全身に広がります。
エーリヒ症候群(エーレクチオシス)
エーリヒ症候群はダニが媒介する細菌感染症で、発熱や頭痛、発疹を伴います。他の疾患と症状が似ているため診断が難しいです。
アナフィラキシー
ダニ刺傷に対するアレルギー反応は軽度が多いですが、稀にアナフィラキシーショックを起こすことがあります。これは緊急医療が必要です。
