ホジキンリンパ腫(Hodgkin's Lymphoma)

ホジキンリンパ腫は、リンパ節の細胞が異常に増殖し、リンパ系が腫れるがんです。小児がん全体の約5%、全がんの1%未満と比較的まれですが、放置すると他の臓器へ転移する可能性があります。

主な症状

  • 首、脇の下、鼠径部、胸部などに痛みのないリンパ節腫脹
  • 呼吸困難や息切れ
  • 発熱、夜間の大量の発汗、倦怠感
  • 体重減少、食欲不振、皮膚のかゆみ
  • 風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が頻繁に起こる

上記の症状は他の疾患でも見られるため、必ず医師の診断を受けましょう。

非ホジキンリンパ腫(Non‑Hodgkin's Lymphoma)

非ホジキンリンパ腫は、ホジキンリンパ腫よりも一般的で、免疫系のさまざまな細胞を標的にするがんです。リンパ節だけでなく、他の臓器にも腫瘍が形成され、子どもがんの中で3番目に多い種類となります。

共通する主な症状

  • リンパ節の腫脹(首・脇・鼠径部・胸部)
  • 発熱、夜間の大量の発汗、倦怠感
  • 体重減少、食欲不振、皮膚のかゆみ
  • 頻繁なウイルス感染

その他のよく見られる症状

  • 喉の痛み、咽頭部の違和感
  • 鼠径部の張りや圧迫感
  • 骨や関節の痛み

まれな症状・進行が早いサイン

  • 腹部腫瘍:腹痛、発熱、便秘、食欲低下など
  • 呼吸器症状:咳、息切れ、喘鳴(ぜんめい)
  • 症状が数日から数週間で急速に悪化することがあるため、早期受診が重要です。

いずれのタイプでも、症状が疑わしい場合は早めに小児科または腫瘍専門医に相談し、適切な検査を受けることが大切です。