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神経膠腫の種類と特徴

神経膠腫(グリオーマ)は脳や脊髄にできる腫瘍で、頭痛、嘔吐、感覚異常、バランス障害、記憶障害、筋肉の痙攣、四肢のしびれやチクチク感などの症状が現れます。腫瘍の種類や部位、進行度に応じて症状や治療法が異なります。

星形細胞腫(アストロサイトーマ)

最も一般的な神経膠腫で、脳のほぼすべての部位に発生します。腫瘍の大きさ・位置・増殖速度により、発作、頭痛、認知障害などが起こります。

  • Ⅰ級:手術や放射線で治癒が期待できる。
  • Ⅱ級:手術+放射線が主な治療。
  • Ⅳ級(グリオブラストーマ):正常細胞へ浸潤し予後不良。手術後に放射線とテモゾロミド併用化学療法が標準。

上衣腫(エペンディモーマ)

脳脊髄液が流れる上衣(エペンディム)にできる腫瘍です。小児は脳底部に、成人は脊髄に多く見られます。

  • 治療は主に手術と放射線。化学療法は効果が乏しい。

多形性膠芽腫(グリオブラストーマ・マルチフォーム)

星形細胞腫のⅣ級に分類され、診断時の平均年齢は55歳です。子どもにも発症します。急に発作や意識障害が現れることが多いです。

  • 主な治療は手術、放射線、テモゾロミドによる化学療法の併用。

乏突起膠腫(オリゴデンドログリオーマ)

神経伝達を担う乏突起膠細胞から発生し、発作や神経症状が中心です。

  • 手術、放射線、化学療法が有効。

混合型神経膠腫

二種以上の膠細胞が混在した腫瘍で、主に大脳半球に出現しますが、脳内の他部位へも転移しやすい特徴があります。

  • 治療は腫瘍の組成と部位に応じて、手術、放射線、化学療法を組み合わせます。

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