|  | 健康と病気 >  | がん | 脳腫瘍

神経膠腫の治療法

神経膠腫は脳内で発生する腫瘍で、他の部位から転移したものではありません。脳のどの部位に発生したかにより、星形膠芽腫、乏突起膠芽腫、寡突起膠芽腫など様々なタイプがあります。UCLAヘルスシステムによれば、星形膠芽腫が最も一般的です。治療は腫瘍の種類・位置・患者の年齢に応じて個別に決定されますが、手術、放射線療法、化学療法、ステロイド投与、臨床試験への参加、そして副作用管理といった複数のアプローチが組み合わされることが多いです。

治療の主なステップ

  1. 手術による腫瘍除去

    腫瘍が重要な機能領域に位置していない場合、外科手術で腫瘍の一部または全体を切除します。切除後に生検を行い、腫瘍の種類と悪性度を確定します。

  2. 放射線療法

    腫瘍が悪性の場合、放射線でがん細胞を破壊します。腫瘍の大きさや位置に応じて、分割照射(例:週5回、6週間)などの方法が選択されます。

  3. 化学療法

    複数の薬剤を組み合わせて腫瘍細胞を死滅させます。すべての脳腫瘍に有効ではありませんが、ほとんどの神経膠腫では寿命延長が期待できます(メイヨークリニック)。

  4. ステロイド投与と対症療法

    ステロイドは腫瘍による脳圧上昇を抑えるために使用します。併せて抗痙攣薬や鎮痛薬が処方されることがあります。

  5. 臨床試験への参加

    標準治療が効果を示さない場合、研究段階の新しい治療法を受ける臨床試験が選択肢となります。主治医や政府の臨床試験検索サイトで情報を得られます。

  6. 副作用の管理

    治療に伴う副作用は避けられません。化学療法は吐き気や倦怠感を、放射線は脱毛を、ステロイドは食欲増進と体重増加を引き起こすことがあります。制吐剤、低刺激性シャンプー、バランスの良い食事(果物や脂肪の少ない肉)で対処しましょう。

脳腫瘍 - 関連記事