マンモグラムで「悪性新生物(その他)」と表示されるのはなぜですか?
「悪性新生物(その他)」とは
医療報告で用いられる「Malignant neoplasia other(悪性新生物(その他))」は、組織検体に癌細胞が認められるものの、がんの具体的な種類を特定できない、または確定診断に追加検査が必要な場合に使われる総称です。
マンモグラムにおける意味
マンモグラムで放射線科医が「悪性新生物(その他)」と報告した場合、画像上でがんが疑われる所見が確認されたものの、現時点だけでは乳がんのタイプや進行度を判断できないことを示します。
追加で行うべき検査
具体的ながんの種類や広がりを把握するために、以下のような追加検査が行われます。
- 超音波検査(エコー)
- 磁気共鳴画像(MRI)
- 針生検や切除生検による組織採取と病理診断
「その他」の位置づけ
「その他」は、浸潤性乳管がんや浸潤性小葉がんといった具体的ながん種と区別するための表現です。放射線科医は、画像だけでは判別できないがん細胞の存在を示すためにこの語を使用します。
診断と治療への流れ
追加検査の結果、がんの正確なタイプとステージが確定すれば、外科手術、放射線治療、薬物療法など、最適な治療方針が決定されます。
