Karnofskyスコアの算出方法
概要
Karnofskyスコアは、がんなどの重篤な疾患を抱える患者の機能状態を評価する指標です。0%から100%までのスケールで、患者の日常生活の質や自立度を数値化します。スコアを算出することで、疾患の進行度を把握し、治療効果や患者の健康状態の変化を比較的に評価できます。
必要なもの
- Karnofsky performance status(KPS)スコア定義表
手順
ステップ 1:患者の活動レベルと介護必要度を評価
患者に質問し、診察を行って、以下の3つのカテゴリーのいずれかに分類します。
- 特別な介護が不要で、通常の活動や仕事ができる。
- 仕事はできないが、在宅で自分の世話ができ、多少の支援が必要。
- 自立できず、施設や入院が必要。
ステップ 2:該当カテゴリーのスコア範囲を確認
KPS定義表を参照し、患者が属するカテゴリーのスコア範囲を特定します。
- 通常の活動・仕事ができる患者:80%〜100%
- 仕事はできないが自立できる患者:50%〜70%
- 自立できず介護が必要な患者:0%〜40%
ステップ 3:具体的な機能基準に当てはめてスコアを決定
カテゴリー内の詳細な機能基準を見て、患者に最も近いパーセンテージを選びます。
- 100%:症状・苦痛なし、完全に自立
- 90%:軽度の症状や兆候がある
- 80%:通常の活動はできるが、努力が必要で症状が出現
- 70%:自立はできるが、仕事や活発な活動は不可
- 60%:時折支援が必要
- 50%:頻繁に支援と医療が必要
- 40%:障害状態
- 30%:重度の障害、入院が必要
- 20%:非常に重篤で積極的治療と入院が必要
- 10%:死に近い状態
- 0%:死亡
