骨髄提供のための条件と資格
一般的な要件
- 年齢は18歳から60歳までで、全体的に健康であること。
- 身長・体重が基準を満たすこと。極端な肥満は合併症リスクが高く、提供者として適さない。
- HIV/AIDSやいずれかの肝炎に陽性反応が出たことがない、または罹患歴がないこと。
医療・社会的履歴の確認
- 上記の一般要件を満たしたら、医師が詳細な問診を行う。過去の手術歴や重篤な疾患の有無を確認。
- 現在服用中の処方薬、腹部出血や全身・局所麻酔に伴う合併症の経験も報告する必要がある。
- 献血歴、タトゥー・ピアスの有無、医師の処方でない注射針の使用など、社会的背景も審査対象となる。
ABO血液型と組織適合性検査
- 一般的な健康評価と医療履歴がクリアされた後、血液検査でABO血液型と組織型(タンパク質マーカー)を判定する。
- 骨髄移植では特にHLA(ヒト白血球抗原)の適合性が重要。HLAは免疫系が異物を認識し攻撃を開始する際に関与する。
- HLAの一致度が高いほど、受容者への移植成功率が上がる。
