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がん患者のための食事のポイント

がん治療中は食欲が低下し、嘔吐や吐き気といった副作用が頻繁に起こりますが、適切な栄養摂取は体力を維持し、治療効果を高める上で不可欠です。特に治療中は避けるべき食品と積極的に摂取すべき食品を区別し、バランスの取れた食事を心がけましょう。

避けるべき食品

  • 糖分・脂肪・たんぱく質が過剰な食事は、がん細胞の増殖を助長し、予後を悪化させる可能性があります。
  • 辛いものや脂っこいものは、化学療法や放射線療法による吐き気、嘔吐、口内炎などの副作用を悪化させます。

栄養療法の位置付け

果物や野菜を多く摂取することが肺がん・乳がん・前立腺がんのリスク低減に関係するとする研究はありますが、現時点で「食事ががん治療の成功率を直接高める」ことは科学的に証明されていません。とはいえ、以下の点は治療中の体調管理に有益です。

  • 食物繊維が豊富な食事は、放射線による腸炎(エンテリティス)のリスクを低減します。
  • 氷のかけらを噛む、アミノ酸サプリメントを摂取することで、化学療法による口内炎の発生を抑える可能性があります。

推奨される食品と食事法

カリフォルニア大学医療センターの提案を参考に、がん患者が実践しやすい食事のポイントをまとめました。

  • 空腹を感じたときに食べる。決まった時間に無理に食べるより、少量でも頻回に摂取する方が効果的です。
  • 味付けは控えめに。おかゆ、卵、ゼリー、チーズ、クラッカー、カッテージチーズなどの淡白な食品が適しています。
  • 冷たい食品は温かい食品より食欲を刺激しやすいことがあります。
  • 水分は冷たくて透明な飲料を十分に摂りましょう。ただし、食事中の飲料は避け、食後に飲むようにします。

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