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アミグダリン(ラエトリル)とは何か?

概要

アミグダリン(商品名ラエトリル)は、アンズや他の果実の種子から抽出される物質で、がんの代替治療薬として提唱されてきました。静脈注射や錠剤で投与されますが、米国食品医薬品局(FDA)に承認されておらず、販売・使用は禁じられています。メモリアル・スローン・ケタリング・がんセンターの報告によれば、がん治療効果は認められず、シアン化物中毒による重篤な副作用、最悪の場合は死に至ることもあります。

歴史

1920年代に米国で代替がん治療として初めて紹介され、1950年代に人気が高まりました。しかし、臨床研究で効果が否定されると人気は低下し、2000年頃に再び注目を集めました。

主張と実態

アミグダリンは体内でシアン化物を放出し、がん細胞だけを死滅させると主張されましたが、実験結果はこの説を否定しました。シアン化物はすべての細胞に毒性を示し、摂取した患者の多くがシアン中毒を起こしました。

副作用

主な副作用はシアン中毒で、皮膚の青白さ、低血圧、眼瞼の垂れ、激しい頭痛、嘔吐、神経障害などが現れます。重症例では昏睡や死に至ります。その他、皮膚炎も報告されています。

入手状況

現在、アミグダリンはメキシコの一部代替医療施設やオンライン販売者から入手可能ですが、米国内では違法です。

注意喚起

がんの代替治療を検討する際は必ず主治医と相談してください。多くの研究でアミグダリンはがんに効果がなく、シアン中毒のリスクが高いことが示されています。

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