生理中にパップテストは受けられますか?

パップテストとは

パップテスト(パップスメア)は、医師が子宮頸部の細胞を採取し、検査で癌や前癌状態、異常細胞を調べる検査です。子宮頸部は子宮の下部に位置し、膣の上端に接続しています。正確な結果を得るため、月経中の検査は避けることが推奨されています。

パップテストの実施方法

婦人科での骨盤検査の一環として行われます。医師はスペキュラム(子宮頸部を観察する器具)を膣内に挿入し、子宮頸部を視認します。その後、エンド子宮頸部ブラシやスパチュラで細胞を拭き取り、ガラススライドに付着させて検査室へ送ります。通常は痛みはなく、軽い不快感程度です。結果は約3週間で判明します。

月経中のパップテストについて

月経中に検査を受けると、血液や月経分泌物が細胞を覆い隠し、結果が不明瞭になる可能性があります。最適な検査時期は、最後の月経開始日から10〜20日目とされています(WomensHealth.gov)。軽い月経であっても、検査前に医師へ連絡し、必要に応じて予約を変更してもらいましょう。

パップテストの事前準備

検査結果に影響を与える可能性があるため、検査の2日前までに以下の行為は控えてください。

  • 膣洗浄(ドウチング)や膣用クリーム、坐薬、デオドラントスプレー・パウダーの使用
  • タンポの使用
  • 性交渉

検査対象者

年齢制限はありませんが、一般的に21歳以上の女性は年1回の検査が推奨されます。21歳未満でも、性行為歴が3年以上ある場合は年1回の検査が推奨されます。65歳〜70歳の女性は、過去10年で3回以上正常結果があり、異常がなければ検査を中止しても構いません。個々の健康状態や医師の判断により例外もあります。

パップテストのメリット

パップテストは子宮頸部の異常細胞を早期に発見できるスクリーニング検査です。前癌状態や癌細胞、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染、炎症なども検出できます。早期発見により子宮頸がんの予後が大幅に改善されることが、米国国立がん研究所(NCI)でも示されています。

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