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化学療法による末梢神経障害の予防策

サプリメント

  • ビタミンEは抗酸化作用により、シスプラチンやパクリタキセルなどの化学療法薬による神経障害を防ぐ可能性があります。米国神経学会の報告によれば、治療中および治療後3か月間、1日600 mgのビタミンEを服用した患者は、CIPNの発生率が25%に対し、サプリメント未使用の患者は73%と大幅に低下しました。

    カーニチンやグルタミンといったアミノ酸、またはたんぱく質サプリメントも有効とされています。効果を得るためには、治療期間中は毎日継続して摂取し、適切な用量は身長・体重・健康状態に応じて医師に相談してください。

    カルシウムとマグネシウムの併用も、静脈内投与により末梢神経障害の予防に役立ちます。米国がん協会の研究では、オキサリプラチン使用患者に対し、治療前後に静脈投与した場合、投与しなかった群に比べCIPNの発症が少ないことが示されています。

薬剤

  • 抗痙攣薬(抗てんかん薬)は、神経細胞の過剰興奮を抑えることで、化学療法による神経障害のリスクを低減する可能性があります。具体的な薬剤や投与量は、担当腫瘍医と相談し、個々の状況に合わせて決定してください。

化学療法の投与方法

  • 薬剤の投与時間を調整することでも、神経障害を防げる場合があります。例えば、1時間で行う通常の投与を6時間に延長すれば、同じ用量でも神経への負担が軽減されます。投与時間の延長が難しい場合は、1回の投与量を分割したり、数日間にわたる点滴投与に切り替えることも検討できます。必ず担当医と相談の上、最適な方法を選びましょう。

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