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ドキソルビシンの副作用と対策

ドキソルビシン(アドリオマイシン)は、血液、リンパ系、膀胱、乳房、胃、肺、卵巣、甲状腺、神経、腎臓、骨、筋肉、腱など様々ながんの治療に用いられる化学療法薬です。効果は高いものの、患者によっては副作用が現れることがあります。

一般的な副作用

  • 吐き気・嘔吐
  • 口内炎や唇の潰瘍
  • 一時的で可逆的な脱毛

嘔吐への対策

多くの患者は、処方された制吐薬(抗嘔吐薬)により嘔吐を軽減できます。嘔吐が頻繁またはコントロールできない場合は、主治医に相談してください。

副作用の出現タイミング

副作用の多くは投与後数時間以内に現れますが、5〜10日後、あるいは治療終了後3か月まで遅れて出現することもあります。

心血管系への毒性

ドキソルビシンは心臓に対して毒性を示すことがあり、心拍数の変動、うっ血性心不全、心筋炎などを引き起こす可能性があります。そのため、治療中および治療後は定期的に心電図(EKG)検査を受けることが推奨されます。

血液系のリスク

白血球・赤血球・血小板の減少が起こると、高熱、敗血症、感染症、脳出血など重篤な合併症を招く恐れがあります。重症化すると生命に関わることもあります。

妊娠中の使用に関する留意点

ドキソルビシンは胎児に対して毒性があるため、妊娠中の使用は原則として避けられます。妊娠の可能性がある場合は、必ず医師に相談してください。

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