化学療法を受ける患者のための料理法
化学療法を受けている患者さんは体調が不安定になりやすく、食事も味気なくなりがちです。そこで、栄養バランスを考慮しながら食事の楽しさを取り戻すためのポイントをご紹介します。
料理の基本ステップ
- たんぱく質を豊富に取り入れる。毎食に豆類、卵、魚などを組み合わせ、調理法を変えて飽きさせません。魚は揚げても、焼いても、グリルでもOK。卵はポーチ、茹で、スクランブルなど多彩に。
- 新鮮な野菜を積極的に加える。マカロニチーズだけでなく、茹でたほうれん草やブロッコリーを添えるだけでビタミンがプラス。レタス、ほうれん草、キャベツなどの葉物は抗がん作用も期待できます。
- スパイスで風味をプラス。ターメリックと黒胡椒をオリーブオイルで溶かすと抗酸化作用のある調味料に。にんにく、生姜、玉ねぎ、ねぎ、ハーブ類も積極的に使用し、調理油はオリーブオイルやキャノーラ油に切り替えましょう。
- 治療日の食事は控えめに。化学療法の日は嘔吐や食欲低下が起きやすいため、患者さんの好きなメニューは避け、エネルギー補給に適した軽めの料理を用意します。
- 本人に選択権を与える。メニューの中から好きなものを選んでもらうことで、患者さんの自立感と安心感が高まります。好みを把握する良い機会にもなります。
上記のポイントを意識すれば、化学療法中でも栄養バランスが取れ、食事の楽しみを提供できるでしょう。
