ドキシル(リポソーム化ドキソルビシン)化学療法の副作用と注意点
ドキシルは、一般名をリポソーム化ドキソルビシン(Doxorubicin liposomal)とし、乳がん、カポジ肉腫、卵巣がんなど複数のがん治療に用いられます。錠剤はなく、点滴により直接血流へ投与します。
点滴による副作用
- 息切れ、顔面のむくみ、背部の痛み、胸や喉の圧迫感、血圧低下などが起こることがあります。
血液成分の減少
- 治療を受けた患者の約30%で血球数が減少します。
消化器系の症状
- 嘔吐、下痢、悪心、便秘、食欲減退などが10〜29%の患者で報告されています。
毛髪・爪・皮膚の変化
- 脱毛が起こり、皮膚や爪が暗く変色することがあります。
長期的な副作用の可能性
- 化学療法後、数年にわたり白血病のリスクが上昇することがあります。
