進行性結腸癌とストーマ患者のための食事ガイド
進行性結腸癌の栄養管理
手術、化学療法、放射線療法がIII期・IV期結腸癌の治療の中心ですが、食事選びも治療と回復を大きく支援します。米国医学会誌(JAMA)に掲載された研究では、西洋型食事が結腸癌の死亡率上昇と関連していることが示されました。この食事パターンを減らすことで、生存率の向上や再発リスクの低減が期待でき、進行癌でも効果があります。
以下は、がん治療中の患者さん向けに実証された実用的な食事フレームワークです:
- 動物性脂肪を制限する—赤肉や全脂乳製品をできるだけ控えます。動物性脂肪は腸の炎症を誘発し、異常細胞増殖を促す可能性があります。その代わりに、魚、皮なし鶏肉、豆類などの低脂肪たんぱく質を選びましょう。
- 精製された糖質と加工穀物を減らす—甘いシリアル、精製パスタ、砂糖菓子、加工パン、冷凍食品などを避けます。これらは白血球の機能を低下させ、免疫力やがん細胞への対抗力を弱めます。
- 全食品を中心にする—カラフルな果物・野菜、全粒穀物、豆類、良質な脂肪を皿にたっぷりと。ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維が免疫と全身の健康を支えます。様々な種類の野菜や果物を摂ることで、各々が異なる恩恵を提供します。
ストーマ患者の栄養管理
結腸切除で作られたストーマは、食事を大幅に変える必要はありませんが、食感・量・水分摂取に注意が必要です。
- 少量頻回の食事—少量頻回の食事から始め、耐性が上がるにつれて徐々に増やします。個人差があり、健康的な食材でも詰まりを起こすことがあります。
- 消化しにくい食品に注意—トウモロコシ、リンゴ、ほうれん草、セロリ、ナッツなどは消化しにくく、閉塞を招くことがあります。違和感があれば一時的に除外しましょう。
- 匂いの強い食品—魚、卵、豆類、緑色野菜は匂いが強くなることがありますが、通常は排便に支障をきたしません。全体の食事バランスが取れていれば継続して構いません。
- 十分な水分摂取—十分な水分は便を柔らかく保ち、ストーマからの排出をスムーズにします。1日最低64オンス(約1.9リットル)の水や自然ジュースを目安に、必要に応じて増やしてください。
