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結腸がんの検査方法とサンプル採取の手順

結腸がんは早期に発見すれば90%の治癒率が期待できますが、進行すると生存率はわずか8%です。本稿では、ベックマン・クーラー社の Hemocult II Sensa キットを用いた便潜血検査の具体的な手順をご紹介します。

必要なもの

  • Beckman Coulter Hemocult II Sensa 患者用キット(患者カード、白いナプキン3枚、木製スティック3本、検体返送用封筒)

検査手順

  1. 検査前の準備

    検査の7日前から、イブプロフェン、ナプロキセン、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の摂取を避けます。痛み止めが必要な場合は、アセトアミノフェン(タイレノール)を使用してください。検査前3日間および検査期間中は、1日250 mg を超えるビタミンCや赤肉の摂取も控えます。血便がある場合や月経中は検査を行わず、医師に相談してください。また、トイレタンクに入っている洗浄剤は取り除いておきます。

  2. キットの確認と記入

    医師または病院でキットを受け取り、内容物を確認します。患者カードに氏名、住所、電話番号、担当医の名前を記入し、日付はまだ書かないでおきます。

  3. 最初の便採取

    カード左側のフラップ(灰色の番号1が付いている)に最初の採取日を記入します。便がトイレの水に触れないよう、白いナプキンをトイレの上に広げ、便を直接ナプキンで受け取ります。この方法で1回目のサンプルを採取し、以降2回、計3回(最初の採取日から2週間以内)同様に行います。

  4. サンプルの塗布

    木製スティックの先端で便を採取し、カードの「A」欄に塗ります。その後、別の部位から採取した便で「B」欄に塗布します。この操作を3回分(計6枚のスライド)繰り返し、各採取日の記録も忘れずに行います。

  5. 検査機関への送付

    全てのサンプルが揃ったら、付属の封筒に入れて検査機関へ発送します。サンプルは2週間以内に採取したものだけを使用してください。結果が陽性の場合は、直腸検査(シグモイドスコピー)などの追加検査が行われます。検査を受けたことで、安心感と早期治療のチャンスが得られます。

以上が Hemocult II Sensa キットを用いた便潜血検査の流れです。正しい手順で検査を行い、結腸がんの早期発見に役立ててください。

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