転移性結腸がんの主な症状
転移性結腸がんは、大腸のがんが直腸、肝臓、肺、その他の近隣臓器へ広がった状態で、ステージIII・IVに相当します。多くはポリープから悪性腫瘍へと進行し、治療しなければがん細胞が腸壁を突き破り全身へ転移します。進行度に関わらず、さまざまな症状が現れます。
腸の働きの変化
腫瘍が大腸の筋層に影響を与えるため、排便リズムが乱れます。その結果、下痢や便秘が交互に起こり、便の硬さや頻度が変化します。また、排便が不完全だと感じることもあります。
出血
排便時に血液が混じることがあります。便の色が黒いタール状になる(メレナ)や、鮮やかな赤色になることがあり、腸内出血のサインです。
膨満感・ガス
腹部の膨満感や膨張感が生じ、腹痛や痙攣を伴うことがあります。これに続いてガスが増え、放屁が頻繁になることがあります。
消化器症状
吐き気や嘔吐が起こり、食欲が低下します。がんが進行すると、食事量に関わらず体重が減少しやすくなります。これはがん細胞がエネルギーを大量に消費するためです。
倦怠感
全身の疲労感や倦怠感が強くなります。これはがん自体の負担と、カロリー消費の増加が原因です。
黄疸
がんが肝臓に転移すると、皮膚や眼球が黄色くなる黄疸が現れます。足や足首のむくみが併発することもあります。
呼吸器症状
肺への転移により、息切れ、咳、喘鳴、血痰が出ることがあります。胸部の痛みを感じることもあります。
