III期結腸がんの診断・治療情報
2008年、米国で10万人以上が結腸がんと診断されました(米国国立がん研究所 NCI)。結腸がんが腸壁を超えてリンパ節へ転移し、他の臓器へはまだ広がっていない状態を「III期」と呼びます。III期と診断された場合、治療法や症状、予後についての情報が必要になるでしょう。
症状
- 多くの場合、明確な症状は現れませんが、下痢や便秘が頻繁になる、血便が出る、持続的な膨満感などが見られることがあります。
検査・診断
- 大腸内視鏡検査(コロノスコピー)が最も一般的な検出方法です。米国では50歳以上のすべての人に推奨されています。
治療
- 手術が主な治療で、結腸の大部分を切除することが多いです。米国国立衛生研究所(NIH)は、術後に最低6か月間の化学療法を受けることを推奨しています。
治療の副作用
- 手術の際に人工肛門(コロストミー)が必要になることがあります。また、化学療法や放射線療法によって吐き気、嘔吐、脱毛、下痢などが起こることがあります。
予後
- 米国がん協会によると、III期結腸がんの5年生存率は、III Aで約83%、III Cで約44%と段階により異なります。
