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結腸直腸がんを乗り越えるための実践的なヒント

結腸直腸がん(大腸がん)は大腸に発生するがんで、米国がん協会によると、毎年約15万人が新たに診断され、5万5千人が死亡しています。診断後5年生存率は約50%で、米国人の約6%(16人に1人)が生涯で罹患するとされています。以下に、生存率を高めるための具体的なポイントを紹介します。

1. 早期発見のための検査を受ける

がんが早期に見つかれば、ステージI・IIでは5年生存率が70〜80%と高くなります。標準的な検査は大腸内視鏡(コロノスコピー)で、50歳から10年に1回受けることが推奨されています。家族性腺腫性ポリポーシス(FAP)や遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)などの遺伝的リスクがある場合は、40歳から3〜5年ごとに検査を開始します。内視鏡検査中にポリープを除去すれば、がん発生リスクを60〜70%低減できるとされています。検査は不快感を伴うことがありますが、便潜血検査(FOBT)や柔軟性シグモイドスコピー、バーチャルコロノスコピーなど代替法もあります。

2. 結腸直腸がんに詳しい腫瘍専門医を選ぶ

大腸がんに特化した腫瘍医(大腸外科医、放射線腫瘍医、内科腫瘍医)を受診すると、最新の治療法や臨床試験情報を得やすくなります。主治医だけでなく、専門医チームと連携して治療方針を検討しましょう。

3. 治療法を自ら調べて情報を整理する

まずは基礎用語を学び、次に最新の医学文献で治療成績や副作用、予後を確認します。近年は5-FU単独から、ステージや患者の状態に合わせた複数の第一選択化学療法が利用可能です。大腸がんのステージは以下の通りです。

  • ステージI:腫瘍が腸壁の最内層に留まる。
  • ステージII:腫瘍が隣接組織に浸潤。
  • ステージIII:局所リンパ節に転移。
  • ステージIV:遠隔臓器へ転移。

4. 化学療法前に遺伝子検査を受ける

KRAS変異など特定の遺伝子変異があると、セツキシマブなどの薬剤が効果を示さないことがあります。約3分の1の患者がKRAS変異を持つため、治療選択に影響します。遺伝子検査で適切な薬剤を選びましょう。

5. 臨床試験への参加を検討する

新薬や新しい治療法はFDA承認までに時間がかかりますが、臨床試験に参加すれば最先端の治療を受けられる可能性があります。担当医と相談し、参加した場合は治療計画を忠実に守りましょう。

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