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大腸内視鏡検査のリスクと対策

大腸内視鏡検査は、医師がカメラ付きの長く柔軟なチューブを肛門から挿入し、結腸全体を観察する検査です。がんのスクリーニングやポリープ・異常組織の除去に利用され、Mayo Clinicは「大腸がん検診のゴールドスタンダード」と位置付けています。手技自体のリスクは低いものの、年齢が上がるにつれてリスクは増加します。

薬剤への反応

  • 検査中に使用される鎮静薬は、快適さと眠気をもたらす一方で、吐き気、嘔吐、呼吸困難、注射部位のアレルギー反応、血圧低下などの副作用が起こることがあります。

出血

  • 組織の生検やポリープ除去時に過度の出血や出血性ショックが起こることがあります。米国放射線医学会誌によると、出血は最も一般的な合併症で、約1〜2%の患者に見られます。抗凝固薬(ワルファリンやアスピリン)を服用している場合はリスクが高くなるため、検査の1週間前までに中止が求められることがあります。

穿孔(結腸の穴)

  • 検査機器や組織除去時の操作、過度の空気注入によって結腸壁が裂けることがあります。穿孔は外科手術が必要になることがあり、早期に発見しないと致命的になる可能性があります。

血腫

  • 稀に、結腸や近隣臓器(脾臓など)に外傷が生じ、血腫が形成されることがあります。これは機器操作時に過度の力が加わった場合に起こります。

敗血症

  • 穿孔に伴い腸内内容物が血流に漏れ出すと、免疫系が過剰に反応し、血栓形成や臓器不全を引き起こす敗血症になるリスクがあります。迅速な診断と治療が不可欠です。

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