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大腸内視鏡検査の適切な受診間隔

大腸内視鏡検査は大腸がんの早期発見と予防に有効な検査です。米国がん協会によれば、最も精度が高く、検査中にポリープを除去できる唯一の検査です。検査の頻度や初回受診の時期は、個人のがんリスクに応じて決まります。米国がん協会、米国大腸がんタスクフォース、米国放射線学会が共同で策定したガイドラインでは、リスクレベル別に推奨が示されています。

平均リスクの方への推奨

  • 特にリスク要因が無い場合は、50歳でスクリーニングを開始します。大腸内視鏡検査を選択し結果が正常であれば、以後は10年ごとに再検査します。別のスクリーニング検査で陽性が出た場合は、追加で大腸内視鏡検査を受けます。

リスクが上がっている方への推奨

  • 過去に大腸がんやポリープの既往がある、または近親者に大腸がん・ポリープの既往がある場合はリスクが上がります。小さなポリープ(1〜2個)を除去した場合は、5〜10年後に再検査。3〜10個のポリープ、または特に大きなポリープがあった場合は、除去後3年以内に再検査。10個以上のポリープを一度に除去した場合は3年以内、分割除去した大きなポリープは2〜6か月以内に再検査が必要です。

    大腸がんと診断された、または手術を受けた場合は、術後3か月〜1年以内に再検査を行い、結果が正常なら3年後に再検査、以後は5年ごとに検査を継続します。

    家族歴が強い場合は、最年少の罹患者の診断年齢の10年前、もしくは40歳になった時点のいずれか早い方で初回検査を受け、以後は5年ごとに検査します。家族の診断年齢が60歳以上の場合は、40歳で初回検査を行い、10年ごとに再検査します。

高リスクの方への推奨

  • 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)や家族性腺様ポリポーシス(FAP)などの遺伝性疾患、あるいはクローン病・潰瘍性大腸炎といった炎症性腸疾患を抱える人は高リスクとみなされます。検査間隔は通常1〜2年で、初回検査は20〜25歳頃から開始することが推奨されます。高リスクの方は専門医の管理下で定期的に検査を受けることが重要です。

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