末期結腸がんの栄養と食事
末期結腸がんと診断されたら、食事や栄養管理を諦めたくなるかもしれません。しかし、できる限り健康的な食事を続けることで、残された時間を有意義に過ごし、生活の質を保ち、家族や友人と過ごす大切な時間を延ばすことができます。
がん患者の食事指針
米国がん協会は、果物・野菜・全粒穀物を中心とし、総エネルギーの30%未満に脂肪を抑える食事を推奨しています。また、EMedTVは筋肉減少を防ぎ組織修復を助けるために、たんぱく質の摂取を増やすことを勧めています。1食の目安は、果物1種、野菜1種、全粒穀物、肉・卵・魚・鶏肉などのたんぱく源、そしてアボカド・ナッツ・種子・ココナッツオイルなどの良質な脂肪を少量加えることです。
末期結腸がんの合併症と食事の工夫
食欲不振が起きたときは、無理にガイドラインだけにこだわらず、患者さんが好きな食べ物を取り入れて食欲を刺激します。
末期の結腸がんは栄養吸収が低下し、通常より多くのカロリーが必要です。カロリー密度の高い食材を選び、低脂肪乳製品の代わりに全脂乳製品を使う、オリーブオイルやココナッツオイルで調理する、飲み物に粉ミルクやフレーバー付きたんぱく質パウダーを加える、野菜にバターや高カロリーの調味料をかけて栄養を補うといった工夫が有効です。
