直腸・結腸がん(大腸がん)について
原因
大腸がんの正確な原因は不明ですが、以下のような要因がリスクを高めます。
- 腸ポリープやクローン病などの炎症性腸疾患の既往
- 膵臓がん・卵巣がん・乳がんなど、他のがんの既往
その他のリスク要因
- 家族歴:近親者に大腸がんや直腸がんがある場合、遺伝的要因でリスクが上昇
- 食生活:赤肉や高脂肪食の過剰摂取が関与する可能性あり(米国がん協会)
- 化学物質への曝露:長期間にわたる高濃度の塩素接触など
症状
大腸がんは進行が遅いため、初期には症状がほとんどありません。進行すると、以下のような兆候が現れます。
- 便秘や下痢の繰り返し
- 血便、直腸出血
- 腹部膨満感や不快感
- 食欲不振、体重減少、倦怠感
- 排便後も残便感があるなどの不完全感
治療法
大腸がんの主な治療は以下の3つです。
- 手術:がん組織の切除(根治的手術)
- 化学療法:手術前に腫瘍を縮小させる(新補助化学療法)または手術後に残存細胞を除去する目的で使用
- 放射線療法:単独で行うことは稀で、手術や化学療法と併用し、腫瘍縮小や残存がん細胞の駆除に利用
専門家の見解・早期発見の重要性
大腸がんの最も効果的な対策は早期発見です。一般的には50歳からの定期検診が推奨されますが、家族歴やリスク要因がある場合は40歳前後からの検査開始が望ましいとされています。
