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受動喫煙の影響と健康リスク

受動喫煙は、喫煙者本人だけでなく、周囲の非喫煙者にも深刻な健康被害をもたらします。家族や同僚、喫煙が許可されているバーやレストラン、カジノなどの屋内空間で働く人々、さらには集合住宅の住人もリスクにさらされています。米国国立がん研究所によると、受動喫煙は毎年約65,000人の死亡原因となっています。受動喫煙の被害者は、喫煙者と同様の疾患に罹患する危険があります。

受動喫煙と妊娠

妊娠中に受動喫煙にさらされると、母体と胎児の両方に悪影響が及びます。受動喫煙にさらされた妊婦は、心臓病になるリスクが91%増加し、肺がんになる確率が2倍になります。また、流産や死産のリスクが高く、胎児は低体重や呼吸器・肺の問題を抱える可能性が高まります。さらに、受動喫煙は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクも上昇させます。

受動喫煙と子ども

子どもが受動喫煙にさらされると、咳や喘鳴、痰の過剰分泌、喘息、風邪、気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患のリスクが高まります。また、中耳炎や副鼻腔炎、早期の虫歯の原因にもなります。米国環境保護庁(EPA)は、受動喫煙が18か月未満の乳児や子どもに対し、150,000〜300,000件の下部呼吸器感染症と、年間7,500〜15,000件の入院を引き起こすと推定しています。

受動喫煙と肺がん

EPAの推計によると、米国の非喫煙者は受動喫煙により毎年約3,000件の肺がんで死亡しています。肺がんは初期症状が乏しく、症状が出た時にはすでに進行していることが多いです。主な症状としては、持続的な咳、咳や深呼吸・笑うと悪化する胸痛、声のかすれ、息切れや喘鳴、著しい体重減少・食欲不振、血痰、再発する肺感染症などがあります。

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