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細針吸引(FNA)でがんが転移するリスクはどれくらいですか?

FNA(細針吸引)とは

細針吸引(Fine Needle Aspiration、略称FNA)は、疑わしい組織から細い針で細胞サンプルを採取する診断手技です。針は極めて細く、局所麻酔のみで実施できるため、患者への負担が少ないことが特徴です。

がん転移の可能性

FNA自体は安全性が高い手技とされていますが、理論的にはがん細胞が血流に乗って他部位へ運ばれる「血行性転移」のリスクが極めて低いものの、完全に排除できないことがあります。

血行性転移が起こりやすいがん種

特にメラノーマ、甲状腺がん、肺がんなど、血管浸潤しやすいがんではリスクがやや高いと報告されています。また、針が大血管に近い部位で採取される場合も注意が必要です。

リスク低減のための対策

医師は以下のような予防策を講じます。

  • 極細の針(通常22〜25G)を使用する。
  • 血管から遠い安全な位置を選んで穿刺する。
  • 穿刺後は数日間、激しい運動や重いものを持つ行為を控えるよう指示する。

まとめ

FNAによるがん転移のリスクは非常に低く、適切な手技と術後管理によりさらに減少させることが可能です。検査を受ける前に、医師からこのリスクについて説明を受け、納得した上で手技を受けることが大切です。

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