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非ホジキンリンパ腫について

非ホジキンリンパ腫(NHL)は、体の特定の部位から発生するのではなく、リンパ系の細胞が起源となるがんです。リンパ系は全身に分布し、リンパ節や骨髄など免疫機能に関わる組織に存在します。そのため、NHLは体のどこでも発症し得ます。

非ホジキンリンパ腫の分類

アメリカがん協会によれば、NHLは30種類以上に分類され、診断・治療にはWHO(世界保健機関)分類が標準とされています。

B細胞リンパ腫

全NHL症例の約85%を占め、特にびまん性大細胞B細胞リンパ腫(DLBCL)は3例に1例の頻度で見られます。診断年齢は60代が中心で、腫瘤が触知できることが多いです。多くは単一部位に限局し、化学療法で根治が期待できます。

濾胞性リンパ腫

非ホジキンリンパ腫の約4分の1を占め、主に60代に発症します。90%以上が複数部位や骨髄に浸潤しますが、進行は遅く、5年生存率は60〜70%と比較的良好です。ただし根治は困難です。

リンパ性リンパ腫(CLL/SLL)

慢性リンパ性白血病(CLL)と小細胞リンパ腫(SLL)は合わせて約4分の1を占めます。CLLは主に骨髄・血液に、SLLはリンパ節に現れますが、同一の癌細胞が原因です。治癒は望めませんが増殖は緩やかで、10年以上生存できるケースもあります。

マントル細胞リンパ腫

全体の約5%を占め、60代の男性に多く見られます。複数のリンパ節や骨髄・脾臓に広がりやすく、予後は不良です。5年生存率は約20%と低いと報告されています。

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