血管筋脂肪腫(AML)とは何か
血管筋脂肪腫とは
血管筋脂肪腫(Angiomyolipoma、略称AML)は、血管、平滑筋、脂肪組織からなる良性腫瘍です。主に腎臓に発生しますが、肝臓、脾臓、その他の臓器でもまれに見られます。
症状と診断
ほとんどの血管筋脂肪腫は無症状で、他の目的で実施された画像検査の偶然の所見として見つかります。腫瘍が大きくなると、腹部痛、側腹部痛、触知できる腫瘤などの症状が現れることがあります。
診断は超音波、CT、MRIといった画像検査で行われます。必要に応じて、生検により組織学的確認を行うこともあります。
治療方針
症状がなく腫瘍が小さい場合、経過観察が基本です。症状が出たり、腫瘍が一定サイズ(例:4cm以上)を超える場合は、外科的切除、血管塞栓術、またはラジオ波焼灼(RFA)などの治療が検討されます。
予後
血管筋脂肪腫は良性腫瘍で転移することはほとんどありません。そのため、適切に管理すれば予後は非常に良好です。
