クリソタイル(白石綿)とは何か?
クリソタイル(白石綿)は自然に存在する鉱物で、様々な産業で利用されてきましたが、健康への影響が問題視されています。
アスベストの種類
アスベストは全世界で6種類が知られており、最も一般的なのは白石綿(クリソタイル)で、全製品の約90%に使用されています。その他に、茶色または灰色のアモサイト、青みがかったクロシドライト、そしてあまり見かけないアントフィライト、トレモライト、アクチノライトがあります。
採掘地域
アスベストは北米、ロシア、インド、アフリカの一部で採掘されます。米国ではアパラチア山脈、カスケード山脈、カリフォルニア・オレゴンの海岸山脈など17州で採掘が行われました。カナダでは現在、ケベック州に唯一の鉱山が残っています。
健康への影響
アスベストへの曝露は肺の裏側にできるプラークや、非常に稀だが進行が速い中皮腫のリスクを高めます。医療専門家は、どの程度の曝露でも安全とはみなしていません。多数の研究が、アスベストと中皮腫の因果関係を明確に示しています。
クリソタイルを含む製品例
クリソタイルの約90%はセメント製造に利用され、水道管や建築用コンクリートに使用されます。その他、屋根材、断熱材、防火材、かつては自動車のブレーキパッドやアスファルトにも使用されていました。
脆性形態と非脆性形態
過去には、クリソタイル製品は容易に破損し、繊維が空気中に放出されやすい脆性の形態で作られていました。現在は、カナダのクリソタイル協会が推奨するように、樹脂で封止された非脆性アスベストが主流です。ただし、古い建物には依然として脆性形態が残っていることがあります。
