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無煙タバコ・葉巻・パイプの健康リスク

ニコチンの影響

ニコチンはタバコに自然に含まれる刺激性物質で、過剰に摂取すれば中毒性がありますが、タバコ使用時に吸収される量は致死量には達しません。依存性が高く、最初は覚醒感をもたらし、継続使用でリラックス感が得られます。ニコチンは心拍数を上昇させ(特に新規使用者で顕著)、皮膚温度を下げ、末梢への血流を減少させます。これらは心疾患や脳卒中のリスク増大につながります。

煙の危険性

タバコの煙には数千種もの化学物質が含まれ、タールはその代表的な成分です。タールに含まれる発がん性物質のほか、シアン化物、ベンゼン、ホルムアルデヒド、メタノール、アセチレン、アンモニア、一酸化炭素、窒素酸化物などが健康に深刻な影響を与えます。

受動喫煙も重大な危険です。喫煙者の周囲にいる非喫煙者は、喫煙者が吸うときと同等の有害物質を吸い込む可能性があります。

無煙タバコ(スヌース・噛みタバコ)

無煙タバコは細かく粉砕または細切れにしたタバコで、スヌースとして鼻腔に、あるいは頬と歯茎の間に置いて使用します。大きめの葉は噛んで使用することもあります。燃焼しないため煙は出ませんが、28種類以上の発がん性化学物質を含むなど、同様に有害です。特に口腔や鼻粘膜に直接触れるため、口腔がんのリスクが高まります。

米国国立がん研究所(NCI)などの公衆衛生機関は、無煙タバコの危険性について多数のデータを公表しています。

葉巻・パイプ

葉巻やパイプの喫煙は、煙を直接肺に吸い込まないため「安全」と誤解されがちですが、実際には危険です。添加物は少ないものの、煙中には依然として発がん性物質や有害化学物質が含まれます。これらは口腔内に直接届くため、唇・口腔・咽頭がんのリスクが高まります。

また、葉巻やパイプから出る受動喫煙も、たばこ本体の煙と同様に有害で、喫煙者だけでなく周囲の人々にも健康被害をもたらします。

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