副腎腫瘍の手術法と予後
副腎癌は非常に稀な疾患で、腎臓の上に位置する副腎はコルチゾール、アルドステロン、エピネフリン、ノルエピネフリン、ドーパミンなどのホルモンを分泌します。腫瘍の性状に応じて手術が必要となります。
腹腔鏡下副腎摘出術
良性腫瘍に対しては、腹腔鏡下手術が第一選択とされています。小さな切開部からカメラと長い器具を挿入し、モニター画面を見ながら副腎を摘出します。
開腹副腎摘出術
腹腔鏡手術が適さない場合や悪性腫瘍では、開腹手術が行われます。必要に応じて片側または両側の副腎を切除します。
転移の評価
手術前に癌の転移範囲を確認することは重要です。転移が認められた場合、腎臓や他の臓器も同時に切除することがあります。
血圧管理
副腎腫瘍手術前には高血圧のコントロールが必須です。ベータ遮断薬やアルファ遮断薬などの薬剤で血圧を安定させます。
予後
転移性副腎腫瘍を外科的に除去した患者の5年生存率は約40%と報告されています。
