米国国立がん研究所(NCI)によると、2008年に約41,000件の新たな直腸がんが診断されました。直腸がんは直腸の細胞に発生し、結腸がんとは部位が異なりますが、総称して大腸がん(colorectal cancer)と呼ばれることが多いです。早期に警告サインに気付くことで、診断と治療のタイミングを逃さないことが重要です。

下痢または便秘の急激な変化

直腸がんの初期症状のひとつは、排便習慣の急な変化です。持続的な下痢や便秘が突然現れ、腸が完全に空にならない感覚が伴うことがあります。

血便

便に血が混じることは直腸がんの重要なサインです。血液は鮮やかな赤色や、非常に暗い赤色(タール状)として現れることがあります。

ガスや膨満感の頻発

誰にでも起こりうるガスや膨満感ですが、頻繁で持続的な腹部の膨らみや痙攣、強いガス痛は警戒が必要です。

体重減少と倦怠感

原因不明の体重減少や慢性的な疲労感も直腸がんの警告サインです。これらは他の疾患でも見られますが、他の症状と併せて現れた場合は医師の診察を受けましょう。

嘔吐・吐き気の持続

持続的な嘔吐や強い吐き気も、直腸がんが進行した際に見られることがあります。

上記の症状が1つでも当てはまる場合は、早めに専門医を受診し、必要に応じて内視鏡検査や画像診断を受けることが推奨されます。