神経芽細胞腫の症状・ステージ・生存率ガイド
神経芽細胞腫は、主に5歳未満の子どもに発生する神経組織のがんです。腫瘍ができる部位によって症状が異なりますが、早期発見が治療成功の鍵となります。
腹部の症状
腹部に腫瘍ができると、触っても痛みのないしこりが見えることがあります。また、激しい下痢や足のむくみ、体重減少、頻尿などが現れることがあります。
胸部の症状
胸部に腫瘍があると、呼吸困難、まぶたの垂れ、発熱がみられることがあります。
その他の症状
腫瘍が骨、脊椎、神経へ転移すると、貧血、骨痛、皮下出血、四肢の脱力、顔や喉の腫れなどが起こります。
神経芽細胞腫のステージ
ステージ1: 腫瘍が局所に限局し、手術で完全に切除可能です。
ステージ2・3: 局所にとどまりますが、リンパ節転移があるか、手術で完全切除が難しい場合があります。
ステージ4: 全身に転移しているか、12か月未満の乳児で診断された場合です。
リスク分類
ステージに加えて、腫瘍の遺伝子異常や細胞形態から低リスク・中リスク・高リスクに分類されます。広範囲に転移し、異常細胞が多数ある場合は高リスクとされます。
5年生存率
低リスク・ステージ1の子どもは95%以上が5年以上生存します。一方、高リスク・ステージ4の場合は約30%が5年以上生存します。
