子宮内膜症(子宮内膜腫)とは?原因・症状・治療法を解説
子宮内膜症(子宮内膜腫)とは
子宮内膜症のうち、卵巣にできる嚢胞を「子宮内膜嚢胞」または「チョコレート嚢胞」と呼びます。これは、子宮内膜組織が子宮外に増殖し、古い血液が溜まってチョコレートのような濃い色になることから名付けられました。
主な発生部位
最も多いのは卵巣ですが、卵管、子宮支持靭帯、腹膜など骨盤内のさまざまな場所にもできることがあります。
症状と影響
- 月経に伴う骨盤痛や下腹部痛(月経以外でも痛みが出ることがあります)
- 不妊症:嚢胞が卵管を閉塞したり、卵子の受精環境を悪化させます。
- その他、月経過多や性交時痛など
治療法
症状の程度や将来の妊娠希望に応じて選択します。
- 薬物療法:疼痛緩和や嚢胞サイズ縮小を目的に、ホルモン療法(経口避妊薬、GnRHアゴニストなど)や鎮痛剤を使用。
- 外科的治療:嚢胞が大きい、薬が効果がない、または不妊治療を行う場合に、腹腔鏡手術や開腹手術で嚢胞除去を行います。
早期発見と適切な治療により、症状のコントロールや妊娠の可能性を高めることができます。
