子どものADHD(注意欠陥・多動性障害)診断手順

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは

ADHDは、子どもが学校や家庭など、少なくとも二つの環境で、過度の多動性、衝動性、注意散漫を示す神経発達障害です。診断には簡単な検査はなく、医師による評価と行動チェックリストの結果を総合的に判断します。

診断までのステップ

  1. ステップ 1:

    包括的な医学的評価を受けさせます。視覚・聴覚などの基礎的な健康問題が原因でないか確認しましょう。

  2. ステップ 2:

    医師や信頼できる情報源から入手できるチェックリストを用いて、子どもの行動を観察・記録します。

  3. ステップ 3:

    学校の教師に協力を依頼し、Vanderbilt ADHD Teacher Rating Scale などの評価表に記入してもらいます。

  4. ステップ 4:

    小児科医と相談し、医師の見解や追加の観察ポイントを確認します。

  5. ステップ 5:

    収集したデータを分析します。チェックリストで示された不注意・多動・衝動の各項目が、9項目中少なくとも6項目ずつ、二つ以上の環境で見られるか確認します。

  6. ステップ 6:

    子どもの生活の質を評価します。ADHDの診断は、単に症状があるだけでなく、学業や対人関係に実際に支障が出ている「機能的障害」が認められることが必要です。

  7. ステップ 7:

    学校の子ども支援チームに情報を共有し、教室での正式な観察や医師との連携を依頼します。

以上の手順を踏むことで、子どものADHDの有無を客観的に評価し、必要な支援や治療への道筋を立てることができます。

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