下顎骨伸長術(ディストラクション・オステオジェネシス)とは?

下顎骨伸長術(DO)とは

下顎骨伸長術(Distraction Osteogenesis、略称DO)は、下顎(下顎骨)を延長するための外科的手法です。主に、下顎が上顎よりも前に突出する「アンダーバイト」や「前突顎」の矯正に用いられます。

手術の流れ

1. 下顎骨に小さな骨切りを行い、骨片を分離します。

2. 骨切り部に専用のディストラクター(牽引装置)を装着し、数日間の安定期間を設けます。

3. 安定後、装置を少しずつ調整し、骨片間の隙間を徐々に拡大します(1日あたり0.5〜1mm程度)。

4. 数週間にわたって牽引を続けることで、骨が新たに形成され、下顎が徐々に長くなります。

効果とメリット

・骨が自然に再生するため、人工的なインプラントや義歯に比べて長期的に安定した結果が得られます。

・術後の顎の機能回復が比較的早く、咀嚼や発音への影響が少ないです。

注意点

・手術後のケアや装置の調整が必要で、患者さんの協力が不可欠です。

・感染や装置の不具合などのリスクがあるため、専門医による適切な管理が重要です。

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