ADDのあまり知られていない症状

注意欠陥障害(ADD)は、主に集中力の欠如が特徴とされますが、過活動や衝動性は伴いません。一般的に「注意が散漫」というイメージだけでなく、実は見落とされがちなさまざまな症状があります。本稿では、ADDの意外な症状を具体例とともに解説します。

夜間失禁

研究は示していませんが、ADDの子どもは夜間失禁の頻度が高いと報告されています。原因は不明ですが、注意が散漫でトイレに行くタイミングを見逃すことが関与している可能性があります。

だらだら行動(時間がかかる)

靴を履くのに15分もかかる子どもがいます。親はわがままや怠惰と捉えがちですが、実は注意が散漫で作業がスムーズに進まないための症状です。

物の紛失・置き忘れ

ADDの人は靴一本だけ、あるいは必要な持ち物を頻繁に置き忘れます。整理整頓が苦手なだけでなく、注意が向いていない瞬間に物が失われやすくなります。

選択的集中

「何にでも集中できない」と誤解されがちですが、実際は興味のあることや刺激が強いことに対しては高い集中力を発揮します。逆に興味が薄い課題では注意が散らばります。

雑な宿題

宿題にミスが多い、課題を忘れる、別の課題をやってしまうといった問題がよく見られます。注意が散漫なため指示を正しく把握できず、結果として不正確な作業になるのです。

まとめ

ADDは単なる「集中力がない」だけでなく、生活のあらゆる場面で微妙な影響を及ぼします。これらの症状に気づくことで、適切な支援や対策が可能になります。

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