ADD・ADHDの検査と診断
テスト
ADHDの診断に決定的な単一の検査は存在しません。医師は主に患者の家族や日常的に接する人々から情報を収集し、行動や気分のパターンを基に生活プロファイルを作成します。
診断基準
米国精神医学会が定める『精神障害の診断・統計マニュアル(DSM‑IV)』に示された症状リストを基に診断が行われます。ADHDは以下の3タイプに分類されます。
- 混合型(不注意+多動・衝動)
- 主に不注意型
- 主に多動・衝動型
主に不注意型(ADHD‑I)
不注意型の患者に見られる代表的な症状は、座っていられない、場面にそぐわない走り回り、静かに遊べない、会話を頻繁に遮るなどです。
主に多動・衝動型(ADHD‑HI)
多動・衝動型の患者は、細部への注意が欠ける、うっかりミスが多い、作業を続けられない、指示に従うのが苦手、難しい課題を回避する、忘れやすいといった特徴があります。
成人のADHD
成人での診断は稀ですが、自己評価の低さやうつ状態につながることがあります。成人の診断には、過去の症状を振り返るための「Wender Utah Rating Scale(WURS)」などの質問紙が用いられます。
