常染色体優性多嚢胞腎(ADPKD)の進行段階とは
ADPKD(常染色体優性多嚢胞腎)の進行段階
ステージ1:初期・無症状期
腎臓は拡大していますが機能は正常です。ほとんど症状は現れません。
ステージ2:代償性肥大期
腎臓の拡大が続き、残存する健康な腎組織が機能を補います。軽度の症状として、喉の渇き増加、頻尿、側腹部の痛みなどが出ることがあります。
ステージ3:進行性腎機能低下期
腎機能が低下し始め、腎臓の肥大が目立ちます。主な症状は以下の通りです。
- 倦怠感の増加
- 食欲不振
- 吐き気
- 貧血
- 高血圧
ステージ4:高度腎機能障害期
腎機能がさらに悪化し、嚢胞の増大が腎機能に影響を与えます。症状は重くなり、以下が見られます。
- 関節痛
- 骨疾患
- 腎結石
- ヘルニア
- 睡眠障害
- 高血圧の悪化
ステージ5:末期腎不全(ESRD)
腎臓の機能がほぼ失われ、体の必要を満たせなくなります。透析または腎移植が必要です。重篤な症状は以下の通りです。
- 吐き気・嘔吐
- 筋力低下
- 足や足首のむくみ増加
- 呼吸困難
- 意識障害
