ADHD(注意欠陥・多動性障害)薬は発作(痙攣)を引き起こす可能性がありますか?
ADHD薬と痙攣リスク
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の治療に用いられる刺激性薬(メチルフェニデート(リタリン)やアンフェタミン/デキストロアンフェタミン(アデロール)など)は、一部の人で痙攣(発作)を引き起こすことがあります。これらの薬は「痙攣閾値」を下げるため、痙攣の既往がある人では発作が起きやすくなります。
リスクはどの程度か
一般的に、ADHD薬による痙攣リスクは低いとされています。しかし、過去に痙攣やてんかん、その他の神経系疾患を持つ人ではリスクが高まります。また、用量が大きいほどリスクは上昇します。
注意すべきポイント
痙攣の既往がある方や神経系の疾患を抱えている方は、薬を開始する前に必ず医師と相談してください。処方された用量を守り、以下のような痙攣の兆候がないか注意深く観察しましょう。
- 制御できない全身の揺れ
- 意識消失
- ぼんやりとした視線や突然の止まったような状態
これらの症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
