シアトルで注意すべきアレルゲン
多くの人がアレルゲンに接触すると、免疫系が過剰に反応し、かゆみや目の涙、鼻づまりなどの不快症状を引き起こします。シアトルでは、花粉、カビ、ダニ、ペット由来のアレルゲンが特に問題となります。雨が多い気候はこれらのアレルゲンを増やすため、住民は対策が必要です。
花粉
花粉は花や樹木、草本から飛散する細かい黄色の粉です。吸い込むと肺や鼻、喉、目などにアレルギー反応を起こし、喘息、鼻水、目のかゆみ、喉の違和感などの症状が現れます。花粉アレルギーは季節性で、特に春・夏に多く見られます。シアトルでは、気温が50°F(約10℃)を超える3日連続の晴天でカバノキが花粉を放出し、雨が多いほど他の樹木や草本の花粉量も増加します。天気予報サイトで確認できる「花粉数値」を参考に、症状が悪化しやすい時期を把握しましょう。
カビ
カビは湿った環境で繁殖しやすい真菌です。シアトルの多雨な気候は屋内外のカビの発生を助長します。屋外では日陰で排水が悪い場所、落ち葉の山や腐ったごみの中に、屋内では浴室、キッチンのシンク周り、窓枠、屋根裏などの湿気がこもる場所に生えます。カビへの曝露は喘息や副鼻腔炎を引き起こすことがあります。定期的な掃除、除湿、換気、必要に応じて専門の環境除去サービスを利用することでカビのレベルを抑えることができます。
ダニ
ダニは目に見えない微小な生物で、カーペットやベッド、家具などほこりがたまりやすい場所に生息し、ハウスダストの主成分です。死んだ皮膚細胞をエサにし、湿疹、くしゃみ、呼吸器症状などのアレルギー反応を引き起こします。こまめな掃除と布団・カーペットの定期的な洗濯・乾燥が有効です。
ペット
犬や猫などのペットが放出する唾液や毛のたんぱく質は、皮膚炎や喘息の原因となります。シアトルは全米でも有数のペットフレンドリーな都市で、ペットの飼育数は多く、ペットアレルギーを持つ人も少なくありません。アレルゲンは皮膚や目に触れたり、空気中に漂ったりして吸い込まれることで症状が出ます。子どもが公園や学校で接触するケースも多いです。ペットの定期的なブラッシングや洗濯、室内の清掃でアレルゲンを減らすことができます。
