軽度の猫アレルギーの症状とは?
米国喘息・アレルギー財団によると、米国で約1,000万人が猫アレルギーを抱えているとされています。主な原因は、猫の唾液・糞・尿に含まれるたんぱく質「Fel d1」です。このアレルゲンを吸い込んだり皮膚に触れたりすると、免疫系が反応し、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。猫アレルギーが疑われる場合は、皮膚テストやRAST血液検査を行える医療機関を受診してください。
目の症状
猫は自分を舐めて毛につけたFel d1が毛やフケとして空中に拡散します。これが目に付着すると、結膜が刺激され、赤みやかゆみ、涙が増えることがあります。軽度の場合、症状が出るまでに数日かかることもあります。
鼻の症状
猫アレルゲンを吸い込むと鼻や鼻腔の粘膜が炎症を起こし、腫れます。その結果、鼻水、鼻づまり、かゆみ、または副鼻腔の圧迫感が生じます。
呼吸器の症状
アレルゲンが肺に到達すると、抗体と結合し、くしゃみや咳、喘鳴(ぜんめい)を引き起こします。重症の場合は呼吸困難に至り、長期的な曝露は慢性喘息のリスクを高めます。
皮膚の症状
猫に舐められた部位にFel d1が付着すると、皮膚が赤く腫れたり、発疹が出ることがあります。吸入による間接的な皮膚反応として、首や胸部、顔に発疹が現れることもありますが、軽度の人ではまれです。
