アレルギー検査後の副作用と対処法
アレルギー反応は命に関わることもあるため、正確な診断が重要です。アレルギー検査では、疑わしいアレルゲンを皮膚の下に少量注入し、体の反応を観察します。検査後に起こり得る症状や対処法を以下にまとめました。
かゆみと膨疹(ウィール)
- ヒスタミンが放出されると腫れが生じ、かゆみが出ます。アレルゲンに対して過敏であれば、注入部位に15分以内に中心部が膨らんだ膨疹が現れます。
- 遅延反応の場合でも24時間以内に膨疹が出ることがあります。この場合は医師に相談し、軽度のアレルギーか再検査が必要か判断します。
- 小さな膨疹やかゆみは、ステロイド外用薬(コルチゾンクリーム)で症状を和らげることができます。
腫れと痛み
- 検査部位が広範囲に腫れ、痛みや圧痛を伴うことがあります。
- 氷嚢、ヒドロコルチゾン外用薬、抗ヒスタミン薬を併用すると、炎症と痛みを軽減できます。
細菌感染
- アレルギー診療所では、滅菌針、手指の消毒、手袋、アルコール消毒など感染防止策が徹底されていますが、皮膚が穿刺されると感染リスクはゼロではありません。
- 発赤、液体様の腫脹、発熱、悪心、腕に赤い条状の痕跡が見られたら、直ちに医師に連絡するか救急外来へ受診してください。
- 軽度の細菌感染は抗生物質で治癒しますが、血流に入ると重症化し、点滴治療が必要になることがあります。
アナフィラキシーショック
- 最悪の場合、全身性の急激なアレルギー反応が起こり、呼吸困難、めまい、失神、喉の閉塞感、全身の腫れなどが現れます。
- 皮膚は蒼白で冷たくなり、血圧が危険なほど低下します。即時の医療介入が必要です。
- このような重篤な反応は、通常検査直後に医療機関で対処できる設備が整っています。検査後に発症する可能性は極めて低いです。
- もし検査外でアナフィラキシー症状が出た場合は、すぐに119へ通報し、足を高く上げて安静にしてください。
