慢性鼻炎の治療法は?
予防
特定のアレルゲンが判明している場合は、該当する食品やペットとの接触を避けることが推奨されます。ダニアレルギーは一般的で回避が難しいため、定期的な掃除機掛けや寝具・タオルの洗濯でダニ数を減らし、症状を軽減できます。
薬物療法
多年性鼻炎の症状緩和には、市販薬として経口・点鼻用の血管収縮剤や抗ヒスタミン薬、抗ヒスタミン点眼薬があります。点鼻用血管収縮剤は連続使用が3日を超えるとリバウンド性鼻閉を引き起こすため、使用は短期間に留めましょう。処方薬としては、ロイコトリエン受容体拮抗薬や点鼻用抗コリン薬(アトロピン)などがあります。
免疫療法(アレルゲン免疫療法)
免疫療法は、少量から徐々に増量したアレルゲンを注射することで免疫系を慣らし、感作を低減させる方法です。効果は個人差があり、アレルゲンの種類によって成功率が異なります。
代替医療
鍼灸や漢方、鼻炎用のホメオパシーなどの代替医療が効果を示すことがあります。また、クエルセチン、ビタミンC、スピルリナ、乳酸菌(Lactobacillus acidophilus)、金砂、イラクサなどのサプリメントも症状緩和に役立つと報告されています。
外科的治療
鼻ポリープが形成されると副鼻腔の排出や呼吸が妨げられることがあります。この場合、ポリープ除去術や鼻腔拡張手術を行うことで症状の改善が期待できます。
