慢性アレルギーの治療と対策
慢性アレルギーとは
アレルギーは、空気中の物質や特定の食品に対する過敏反応です。主に鼻炎や慢性アレルギーが一般的で、花粉、ハウスダスト、カビ、動物のフケなどが原因となります。食物アレルギーは卵、ナッツ、乳製品、小麦などが代表的です。
一年中症状が続く、重篤な反応を起こす、生活の質を著しく低下させる場合、アレルギーは「慢性」と判断されます。震え、倦怠感、失神などが重症例の症状です。寒冷や煙など、環境要因が症状を悪化させることもあります。
薬物による治療法
抗ヒスタミン薬と鼻づまり解消剤(デコンジェスタント)を組み合わせた治療が一般的です。鼻用ステロイドスプレーや非ステロイド性の鼻スプレーも有効で、症状が出る前に抑えるタイプもあります。
免疫療法(アレルギーショット)は、体の免疫を徐々に強化し、長期的な緩和を目指します。症状の重さにもよりますが、完治までに最大で5年かかることがあります。
自然療法・生活改善
最も効果的な方法は、アレルゲンへの接触を避けることです。季節性の花粉や動物のフケは完全に避けるのは難しいですが、窓を閉めエアコンを使用する、外出時の靴や衣類を室内に持ち込まないなどで室内への侵入を減らせます。花粉を多く出す樹木や花は家の遠くに植えると効果的です。
住環境の見直しも重要です。地下室や湿気の多い場所に除湿機を設置してカビ胞子を減らす、カーペットを撤去しタイルやフローリングに替える、部屋を整理整頓してほこりを溜めないなどの対策が有効です。
ビタミンCやイラクサ、ペパーミントなどの自然由来の抗ヒスタミン成分を含むハーブ・サプリメントは免疫力を高めます。また、鍼灸やホメオパシーといった代替医療も症状緩和に役立つことがあります。
