アレルギー性鼻炎に効くハーブ療法
アレルギー性鼻炎(花粉症)は、免疫系が大気中の物質に過剰反応し、粘膜が炎症を起こす症状です。薬に頼らず自然療法を選ぶ人も増えており、ハーブは副作用が少なく習慣性もありません。
バターバー(Butterbur)
ヨーロッパ、北米、アジアで栽培されるバターバーは、喘息や気管支炎の症状緩和に長い歴史があります。研究では、粘液の蓄積を減らし、市販の抗ヒスタミン薬と同等の効果が示されています。主な副作用は頭痛、胃痛、眠気です。
ゴールデンシール(Goldenseal)
黄色の根茎「ゴールデンシール」には、抗菌作用と免疫強化作用を持つベラリンが含まれ、アレルギー性鼻炎の喉の痛みなどの症状緩和に有効です。
イラクサ(Stinging Nettle)
イラクサは長年にわたりアレルギー性鼻炎の治療に利用されています。1日600 mgを7日間摂取するのが一般的です。妊娠中や小児、血圧・糖尿病のある方は使用を避けてください。自家栽培も可能ですが、正確な識別が重要です。
中国漢方「ビミン」
ビミンは中国のハーブ処方で、12週間の臨床試験で季節性・通年性の鼻炎症状を軽減することが確認されています。1日5回服用し、最大1年の効果が報告されています。主な成分はスキュレラ・バイカレンシス、イチョウ葉、エピメディウム、ウメなどです。鍼灸と併用することもあります。
イブニング・プリムローズ(Evening Primrose)
イブニング・プリムローズの有効成分γ-リノレン酸は必須脂肪酸で、アレルギー症状の緩和に役立ちます。
注意事項
ハーブ療法を始める前に必ず医師に相談してください。副作用は少ないものの、糖尿病などの持病がある方は注意が必要です。
