硫黄を含む食品とその効果
硫黄は人体で様々な役割を果たす必須ミネラルです。摂取する硫黄の大半はタンパク質の形で体内に入ります。硫黄を含むアミノ酸は、成長や組織の維持、酵素の生成に必要なタンパク質の再合成に利用されます。
機能
硫黄は軟骨に含まれるコンドロイチンの構成要素で、骨のミネラリゼーションに関与します。また、インスリン合成に不可欠な硫黄化合物や、爪・皮膚・髪の主成分であるβ-ケラチンにも含まれます。
種類
硫黄は穀物、乳製品、肉類、家禽、魚介類、ナッツ・種子など幅広い食品に含まれます。卵やマスタードパウダー、ブイヨンキューブ(Oxo)などの調味料も硫黄が豊富です。
主要な供給源
特に海産物は硫黄が多く、例えば蒸しホタテ10個で約570 mg、茹でロブスターで510 mg、茹でカニで470 mgが含まれます。その他、揚げ仔牛カツ(330 mg)、ローストフィレ(330 mg)、茹で鶏肉(300 mg)、ローストラムハート(300 mg)、パルメザンチーズ10 gで約250 mgが摂取できます。
健康効果
硫黄を多く含む食品は、胆汁の生成を促進し消化を助けます。また、血流を促し、髪・爪・肌にツヤを与える効果があります。
注意点
硫黄不足はタンパク質欠乏と同様の症状を引き起こし、喘息、関節炎、神経障害、骨疾患のリスクが高まります。一方、過剰に摂取するとガスが発生しやすくなります。
