アレルギー症状を抑える薬の種類と使い方
アレルギーは花粉や動物の毛などさまざまな原因で起こります。ヒスタミンが放出されるとくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れますが、薬はこのヒスタミンの働きを抑えることで症状を軽減します。薬は錠剤、液体、スプレーなどの形態があり、市販品と処方箋が必要なものがあります。
抗ヒスタミン薬
代表的な抗ヒスタミン薬にベナドリル(ジフェンヒドラミン)があり、ヒスタミンをブロックして目のかゆみ・涙、くしゃみ、咳、鼻水などの症状を和らげます。錠剤と液体があり、成人は25〜50 mgのカプセルを1日3〜4回服用します。眠気が出やすいため、服用後の運転は体調が分かるまで控えてください。
鼻づまり改善薬(擬似エフェドリン)
スーダフェド(擬似エフェドリン)などの血管収縮剤は、鼻や肺、粘膜の血管を収縮させて鼻づまりを改善します。12歳以上の成人は1回2錠を4〜6時間ごとに、6〜12歳の子どもは1回1錠を同様の間隔で服用します。めまいや頭痛、心拍数の上昇などの軽い副作用が起こることがあります。
ステロイド系点鼻薬
ナゾネックスなどのステロイド点鼻薬は、ヒスタミンだけでなくサイトカインやロイコトリエン、好塩基球の働きも抑制し、アレルギー症状を根本的に軽減します。2歳以上の子どもと成人は1日1回噴霧すれば効果が期待できます。処方箋が必要なため、医師の診察を受けてから使用してください。
